すこしずつ感想を書いていきたいと
yamasukememo.hatenablog.com
この記事で書きました。
なので印象が強い話の感想を書いて行きます。
序盤~中盤の重要人物は領主であるジルヴェスターの息子であり、ローゼマインの義理の兄になるヴィルフリートとなります。
傲慢であり、正直者でやんちゃな子供らしさのあるキャラです。
3部物語の中盤まで話の中に結構でてきます。
ヴィルフリートはジルヴェスターの母であるヴェローニカに溺愛され育てられました。
ヴェローニカは旧神殿長と悪だくみをしていた仲であり、フェルディナントに幼少期から嫌がらせをしていた女性です。
そんな彼女は2部の最後にあった事件で旧神殿長の後ろ盾をしていたことが分かり、罰として白い塔に幽閉されました。(本来なら処刑されています。)
悪役といえるキャラに育てられたヴィルフリートが傲慢になっているのは仕方ないですが、ジルヴェスターに似て正直者なのが救いでしたね。
ある日ヴィルフリートはローゼマインに対して、父上と長い時間一緒にずるいと嫉妬してきます。ローゼマインにとっては仕事の報告をしているだけなので当たり前のことなんですよね。あまりにもずるいずるいというのでローゼマインは日常を入れ替えるという提案をします。
ヴィルフリートは神殿長の仕事、孤児院長の仕事かつフェルディナントの補佐をやることになり、ローゼマインはヴィルフリートが普段からしている勉強をやることになりました。
ローゼマインは本(教科書)が読めるので満足しています。
一方ヴィルフリートは傲慢な性格と自由気ままに生きてきたおかげで何もわかりません。文字すらわからないので変わりとして務まりません。
なのでフェルディナントがブチ切れました。
ヴィルフリートを領主候補から破門しろと言われる始末です。
ヴィルフリートはヴェローニカからフェルディナントのあることないことを吹き込まれているためフェルディナントを見下しています。
ローゼマインは領主になりたいとは全く思っていません。
ここでヴィルフリートが領主候補から外されるのは困ります。
なのでチャンスを上げてくださいとお願いします。
チャンスというのは洗礼式(7歳になったら行われる儀式)までにフェシュピール(人サイズの弦楽器)を弾けるようになることが条件です。
もちろんヴィルフリートは練習をさぼっていたため弾けません。
さすがに領主候補をやめたくないと思っているので、それがモチベーションとなり必死に練習します。(領主の息子というだけあって能力は高いです。)
洗礼式当日、結果は良ということで領主候補のままでいられるようになりました。この時点でヴィルフリートはフェルディナントを認めるようにもなりました。
この時点では少しマシになったくらいです。まだヴェローニカのことを信じ切っているのでまだまだ問題を起こします。
また別に日に続きを書こうかな。